リングからペンダントに…(石を活かしてお作り替えした事例)
2015.10.03
こんにちは。引き続きお客様からお預かりしたリングのリモデル事例です。
前回までは、元のデザインを活かして腕をカットして、ペンダントスタイルに加工した事例でした。
今回ご紹介するのは、石のみを利用して枠ごとお作り替えした事例です。
元のリングはこちら。
石は綺麗ですが、デザインは古く、使う機会が無かったそうです。お客様のご希望は、石を活かしたシンプルなデザインでした。
そしてこのように仕上がりました。
新しい枠も元の地金を溶かして加工しています。取り巻きのダイヤはヒスイのリングからピックアップしていますが、隙間なく囲むため、足りない数石を加えました。
それぞれのバチカンのダイヤもリングからの再利用です。
ペンダントの作製時に気をつけなければならない事は、合わせるチェーンを考えること。お手持ちのチェーンをお伺いし(出来ればお預かりし)バチカンの長さや内径を決めていきます。
ピンク石ペンダントのバチカンの内径に余裕があるのは、お客様のお手持ちの少し厚みのあるオメガネックレスもご利用できるようにする為です。
カラーストーンの場合は特に、その色の魅力を最大限引き出す為に、光の取り込み方も考えてデザイン致します。どちらの石も、元のリングについていた時より、ワントーン明るく輝いて見えます!
さて、次回は、残りの大きな南洋真珠のリング。全く異なった雰囲気のリングになります。次回も是非お読みくださいませ。
さて…ここで久しぶりに看板猫(見習い)のラピス。
=(^.^)=