こんにちは。店主の青山です。
さて、当店には見習い中の看板猫、ラピス♀とレオ♂がいます。
前回ラピスはちらっと登場しましたが、今日はレオ。体が大きく、体重はラピスの倍近くあります。
置物のように座って見つめている大きな猫に、なんとなく視線を感じて気がつかれたお客様は、ビックリなさいます。
久しぶりに愛猫レオの近況です。
もともと仙台の保護センターから我が家にやってきたレオ。
兄弟が病気ですべて死んでしまい1匹だけ生き残った彼は、センターでは何とか命の危機を乗り越えたということで「こえた」と呼ばれていたそうです。私は東京の新しい環境で強く育ってほしいと願い、ジャングル大帝レオ(ちょっと古いですが)のイメージで「レオ」と名付けました。
甘えん坊で、まるで犬のようなレオ。
最初の健康診断ではいくつかのウィルスに感染していて、その後もひどい外耳炎になり、炎症は治ったのですが一年以上前から引っ掻き防止のエリザベスカラーをずっとつけたままの生活でした。
痒みがひどく、耳の毛が抜けて、何ともかわいそうな状態でした。
レントゲン、CT、血液検査等、様々な検査をしても原因が分かりません。
たくさんの飲み薬、塗り薬を試し、アレルギー対応の餌を何種類も変え、それでも状態は一進一退。
このままずっと”襟巻き”を付けたままではかわいそう・・・
私は再度精密検査と血液検査を依頼し、百種類近い項目でアレルギーの有無を調べてもらったのです。
海外の検査機関からの結果が知らされました。
そうしたらなんと、今まで勧められていたアレルギー対応のフードの中に、いくつか反応する食品が入っていたのです。
早速すべてをクリアする餌をピックアップしてもらいました。全て輸入のフードでしたが、ネットで数種類購入することができました。
そっぽを向いて食べないものもありましたが、幸い勢いよく食べてくれる餌がみつかり、早速切り替えてみると・・・
な、なんと数日後、痛々しかったピンク色の耳に毛が生えているではありませんか!!
やっぱり食物アレルギーが原因だったのでしょうか?
医師の意見を聞いてみないと分かりませんが、耳の状態が良くなってきたことは確かです。
(なんだー、こんなことならもっと早く分かってあげればよかったね、ごめんねレオ)
まだ、完全に治ったわけではありませんが、日々ちょっとずつ毛が生えてくるレオの耳をみて本当に嬉しく思います。
このまま完治することを願うばかりです。
愛猫ラピスもレオも生後約1年半、身体もすっかり大きくなりました。
まだ小さかった頃は、よくバスケットや猫ベッドの中でくっ付いて、猫団子になって寝ていましたが、
最近はそれぞれのお気に入りの場所を見つけて、スヤスヤ眠っています。
ラピスが好きな場所は、階段の途中やベッドの下、そして最近はお風呂の蓋の上。
ほんのり温かいからかも知れませんね。
レオは暑い時には、もっぱらガラステーブルの上でした。
以前、やっと冷却マットの上に寝てくれたと報告したことがありましたが、
結局その上で寝ている姿を見たのは、あの時一度きりでした(涙)。
最近は窓のサッシの僅かなスペースに、落ちそうで落ちない微妙なバランスで眠っています。
それにしても、猫は本当によく眠ります。
その姿を見ているだけで、癒されますね・・・。