【大切なジュエリーを再び身に着けたい…】
2016.10.17
久しぶりの投稿になってしまいました。今年もあと2ヶ月半、本当に早いですね・・・
さて少し前になりますが、ご案内させて頂いたリモデル事例をご紹介します。
お預りしたダイヤモンドのネックレスと、パールイヤリング、リングのセット。
どれも大切な方からのプレゼントだそうです。
ですが、身に着けたくてもそれが出来ない理由がありました。
まずはダイヤモンドのペンダント。
ひとつひとつの石の大きさもあり、とても高価なペンダントです。
ただ、構造上ステーションの形になっていますが、石と石の間のチェーンが細く、ねじれてしまうため、
石を留めている枠が裏表ひっくりかえってしまい、なかなかすべての石が表を向いて輝くように固定できません。
動くたびに、石が正面を向いているかいつも気にしなければなりませんでした。
また、しまっている間にチェーンが絡まってしまうのも、お客様のストレスになってしまったようです。
そして、パールのイヤリングとペンダント。
まずお客様は普段ピアスをなさっているため、イヤリングでは使わなくなってしまい、
パールリングもデザイン的に使う機会がなかったとの事でした。
お品物を拝見し、数パターンのリモデルをご提案させて頂きました。
ダイヤモンドとパールの素材がしっかり存在感があるので、全て一からデザインを作ることも出来ますが、
今回は大切な方からの贈り物のリモデルですので、
最終的には出来るだけ元の枠はそのまま使用してのお作り替えをご提案いたしました。
出来上がったお品物がこちらです。
ペンダントの中央のダイヤモンドのうち、1石は他のお預りジュエリーから使わせて頂きましたのと、
ペンダントトップの大きいパールとチェーン、お指輪のベースの部分は当店でご用意させて頂きましたが、
それ以外は全て元の枠のまま利用しております。
ピアスのパールの上のダイヤは、元のステーションペンダントの一部ですし、
お指輪の大きなダイヤはペンダントの一番下についていたダイヤモンドです。
今回のご案内は、喜平ネックレスなどご不要な地金のお下取と相殺させて頂きましたので
お客様のご負担金はございませんでした。
いかがでしょうか?
お手持ちのジュエリーの中に、「大切な方からの贈り物だから本当は身に着けたい・・・」という
お品はございませんか?
ご不要のジュエリーとご一緒にお持ち頂ければ、ご負担も少なくお直しが可能です。
どうぞお気軽にご相談下さいませ。