ネックレスから外した真珠、どうしてますか?

冠婚葬祭のみならず、現在は様々なシーンでおしゃれ用として活用されている真珠のネックレス。

一般的にチョーカーと言われる短いスタイルもありますし、
最近はロングのネックレスも人気がありますね。

ただ、お使いになられる方は、首の太さも、また身長もさまざま。
そのままだとちょっと長すぎるな・・・と感じることも少なくありません。

そんな時は、真珠の珠を外して長さを調整するのですが、外した真珠はどうしたらよろしいでしょうか?

2つ外してイヤリングやピアスに・・・とお考えになられる方も多いのですが、
ここで問題なのは、ネックレスから外した真珠は貫通珠、つまり真珠の両方から穴が開いているということです。
耳たぶに真珠が沿うスタイルのシンプルな金具を付けてしまうと、穴が正面を向いてしまいます。

もちろん、下にぶら下がるデザインなら問題ありませんが、よりシンプルなデザインをご希望の場合は、このような方法もご提案しています。
それは・・・穴にダイヤモンドを埋め込む、という方法です。
穴に小さなダイヤモンドがキラリ

パールの穴はそんなに大きくないので、ダイヤモンドと言っても本当に小さなサイズ。
穴の縁部分を整えて、ジュエリー用の接着剤でさりげなく埋め込むのです。
(出来るだけ穴周りが傷などのない綺麗な真珠を使うのがポイントです)

「穴ふさぎ」という小さな金具を入れる方法もありますが、かえって目立ってしまい、あまり美しくありません。
このダイヤモンドを使う方法だと、あまり目立たず、ライトが当たるとキラッと光るアクセントになってとても上品で素敵です。

この方法は糸を通す穴だけではなく、例えばパールにあるエクボと言われる自然のへこみ部分を隠すために、
行う事もあります。

真珠の凹み部分にダイヤモンドがキラリ

こんな感じです。

ダイヤなんて入れたらとっても高くなるのでは?と思われるかも知れませんが、
小さな石を利用しますし、爪などで留めるわけではないので、加工費用もそんなにかかりません。

もしお手元に余っている真珠をお持ちでしたら、是非おためし頂きたいアレンジ方法です。